青空が心地よいこの日、訪れたのは益田市の二条という場所
益田の市街地から山間にむかって車を走らせた先にある、のどかで美しい地域でした
今回のゲストさんとは、この地域に最近できた『喫茶・モーニング セボン』にて待ち合わせ
なんでも、オーナーさんは兵庫県からIターンされたご夫婦だそう
この地域で生まれつつ何かを感じながら、美味しいケーキを2ついただき、
向かうは、さらに山側にあるゲストさんのお宅
ご紹介が遅くなりましたが、今回ご紹介するのは『三輪彩紀子』さん
この二条という地域にある古民家に暮らしておられます
東京の大学に在学中でもある三輪さん
この益田に地におられるのは、彼女が今『ユタラボ』にインターンされているからです
三輪さんと「島根」とのつながりは、『おてつたび』からだったそう
おてつたびで、最初に訪れた島根の地は「邑南町」
その旅の中で、色んな出会いや体験があり、そして今は、ここ益田におられます
長いようで意外と短い大学の4年間
その4年の間に、色んな出会いと発見をされた彼女の姿に、多くの気付きをいただきました
三輪さんが暮らす古民家の前には、綺麗な棚田が広がります
農作業をされている、地元のお父さんやお母さん
三輪さんに案内されて棚田を散策する間にも、挨拶してくださったり、胸があったかい気持ちで満たされながら、小路を進んでゆきました
お宅にお邪魔し、先ほどのセボンで買ったケーキを食べながらおいしいひと時を過ごしました
壁に貼られた世界地図、本棚に並ぶジェンダー関連の本
日本の原風景の一角にある古民家が、色んなジャンルや世界につながっていて
そのこと自体が、とっても多様性を感じ、なんとも嬉しくなったのを覚えています
さて、三輪さんがいるここ益田市は「過疎」という言葉が生まれた場所
忘れかけていた時、彼女がそう教えてくれました
「過疎」という言葉を聞くと、なんだかネガティブな思いになりますが
「セボン」のオーナーも、棚田散歩の途中に出会ったお父さんも、みんな生き生きと楽しそう
何より、目の前にいる三輪さんも、この地での暮らしを彼女らしく楽しんでおられました
このお宅に来る途中の道中で、家の前で団らんをしている地域の方々に出会いました
車を運転しているのが三輪さんだと分かると笑顔で手を振る、地域の方々
笑顔で手を振り返す、三輪さん
この瞬間、きっとこれこそが「地域で生きるという事」なのかもしれないと、じんわりと思いました
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